Airbnbを日本で運営するにあたり、貸し出す部屋には複数のスタイルがある。
大きく分けると「ホスト居住型」と「ホスト非居住型」に分類される。
自分の貸し出す部屋がこの二つのどちらに当てはまるかしっかりと確認し、居住スタイルや、所有物件などと照らし合わせてベストな方法を選ぼう。

1.自宅の一室を貸し出すホームステイ感覚の「ホスト居住型」

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Airbnbはもともと「ホストの住む家に宿泊する」民泊サービスを提供していた。
よって民泊と言えばホームステイのうようにゲストが、ホストの家の一室を借りて宿泊するスタイルがオーソドックスともいえる。
ホストとゲストとの交流も生まれやすいため、異文化の暮らしを体験したい方に向いているだろう。
海外でも「ホスト居住型」の民泊が主流であり、自分の家にゲストを泊らせるという文化は古くから根付いている。
「ホスト居住型」の問題点としては、家庭の生活空間に不特定多数の宿泊客が滞在するため、プライバシーや衛生面の問題などが挙げられる。
この点については日本では気にする人も多く、欧米と違って「ホスト居住型」の民泊スタイルは多くない一因だ。

2.賃貸物件を借りてAirbnbに登録「ホスト非居住型」

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自宅とは別に部屋を借り、その部屋をAirbnbに登録して民泊サービスを行うスタイルが「ホスト非居住型」である。
「ホスト非居住型」=投資目的で部屋を借りてAirbnbで運用する といっても過言ではないだろう。
こちらではゲストとホストの文化交流は生まれない
利点としては、ゲストは単独でキッチンやお風呂などを使用し、ゲストが替わるたびにクリーニングを行うため衛生面での問題が少ない
ビジネスとしてAirbnbで部屋を貸したい人は、この「ホスト非居住型」を選ぶ場合が多いだろう。
実際日本で現在運用されている民泊サービスの多くがホスト非居住型である現状がある。
日本では法整備の観点でいってもホスト非居住型の方が進めやすいのだ。
※東京都大田区の民泊条例でもホスト非居住型は民泊として認定を受けていない。

3.長期出張中に自宅を貸すのは「ホスト居住型」

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「ホスト居住型」と「ホスト非居住型」の民泊運営が理解できたところで、少しレアなケースを確認していこう。
ビジネスマンやキャビンアテンダントの方などが長期間部屋を空けるときに、Airbnbを利用してその部屋を貸すこともできる
この場合、ホストとゲストが同じ時に同じ空間にいるわけではないのだか「ホスト居住型」となる。
ホストがいないところにゲストが宿泊するのになぜ?と思うかもしれないが、
その理由は、ホストとゲストが同じキッチンやお風呂、トイレなどを使用するからだ
衛生面での管理は必要だが、部屋が空く期間を有効活用して収入が得られるため
長期出張などが頻繁にある方はAirbnbに登録してみるといいかもしれない。
また長旅に出かける学生なんかも、部屋を有効に活用してお小遣いが得られるだろう。

4.玄関やお風呂、トイレなどが独立している2世帯住宅は「ホスト非居住型」

1階はおじいちゃん、おばあちゃんの住居スペース、2階は息子家族の住居スペース。玄関もお風呂もトイレも別々の2世帯住宅のケースをみていこう。
祖父母が老人ホームに入居したり、息子家族が転勤になったりした場合はいずれかの住居スペースをAirbnbで貸し出すことができる。
この場合は、いずれかの階に家族が住んでいたとしても「ホスト非居住型」となる。
理由は先ほどから述べていた通りだ。
水回りや玄関が家族の居住空間とは別でゲスト単独で使用するからだ
「ローンを組んで2世帯住宅を建てたのに転勤・・・」と肩を落としている方も、転勤の間だけAirbnbを活用すればローン返済の足しとなる収入が得られるだろう。

5.空き家を貸し出す「ホスト非居住型」

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日本には空き家があちこちにあふれている。治安の面から考えても、行政としては空き家をなんとかしたいのだ
政府は民泊を空き家対策の一つととらえている側面もある。
よって、空き家を貸し出せる「ホスト非居住型」の民泊についての法整備を進めていくことが考えられる。